つい考えてしまう!①

-デスクワーク編-


こんにちは、ヒロです。


構造設計の仕事は一般的に馴染みがなく、少し難しい仕事のようなイメージがあるかと思います。

構造設計の仕事についてすぐの頃、建物にかかる力をなかなかイメージできずに

苦労しました。

そのようなとき、『力を人間や物に置き換えて考えればよい』とアドバイスをもらい、

日々の生活のちょっとしたことを構造設計に置き換えて考えてみるようにしました。

例えば、

長時間デスクワークをしていると肩と腰が痛くなります。

なぜ痛くなるかを構造設計風に考えてみると…



■猫背の場合

自分の頭の重さ(自重)が片持ち状態になり、肩と腰に無駄な力(モーメント)が発生します。

頭が大きければ大きいほど無駄な力が大きくなり、肩や腰が痛くなります。



■正しい姿勢の時

自分の頭の重さ(自重)をそのまま真っ直ぐに椅子が支えるため、肩と腰に無駄な力(モーメント)が発生せず、肩や腰が痛くなりにくいのです。

※厳密に言えば背骨も曲がっていますが、今回は目をつむってください…。

建物も人間も無駄な力を発生させないようにしたいものですね。

taishin nippon

-present U’plan- 耐震や構造の情報を広く発信しています。

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